実用になる詳細版Terrainシーナリー
村上さんの jterrain を元に私が改造した jt_auto を用いて作成した日本の Terrainシーナリー「日本全国Terrainシーナリー詳細版」は、重くて実用にならないものでしたが、ついにCPUパワーなどの進歩により、実用になる時代が参りました。
松本空港西部
まずはこれをご覧下さい。これは松本空港西部の山岳地帯です。マシンスペックは、Athlon 1.4G, RAM 1.5G, GeForce2 MX ですが、後で述べるようにこれは必須ではありません。このようにフレームレート5.5を記録しています。この地域は最も山が険しく、条件としては厳しい地域ですが、このようなフレームレートが出ています。
FS2000メモリマネジメントの限界
これは、わざとSlewモードで何回も山岳地帯を行き来して、意図的にFS2000をいじめたときの様子です。このように物理メモリが1Gでまだ500M余っている状態ですが、画面はブラックアウトして反応しません。FS2000が落ちることもあります。このように、どうやらFS2000自身の持っているメモリ管理の上限はおそらく512MB付近であり、それ以上メモリを積んでもパフォーマンスにはあまり影響がない可能性が大です。
「日本全国Terrainシーナリー詳細版」が実用になるマシンスペック
これが一番気になるところですが、PentiumIII 800M にRAM 384MBあたりが最低スペックのようです。PentiumIII 933MにRAM 384MBでフレームレートが大体10〜15というレポートを頂いています。ビデオカードはGeForce2 MX程度のものがあれば十分なようです。Athlon 1.4G, RAM 1.5G, GeForce2 MXで条件の厳しい山岳部でフレームレート5.5、東京都心で20位です。フルスクリーンモード(Alt + Enter)にすれば都心では25まで出ます。
これらから判断して、1GHzマシンにRAM 512MBが実用になるスペックと言えると思います。
日本全国Terrainシーナリー詳細版の入手
「日本全国Terrainシーナリー詳細版」は、
Atatanから発売していますが、容量が大きいためCD-ROMにて供給しています。詳しくは
こちらからどうぞ。
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